拙ブログを訪れてくださって、ありがとうございます。
更新とどこおり、すみません。
お二方からコメントをいただいていますので、ここでお返事させてください。

とくに、お一方は拙文に気分を害されたご様子です。
にもかかわらずコメントでお知らせくださったことを有り難く感じるとともに、
ほかにもご不快になったかたがいらっしゃるのではと思いました。
筆が至らず、申し訳ありません。
的確なお返事になるかはわかりませんが、以下に私の考えを書かせていただきます。

Mさまへ。
いつも激励ありがとうございます。
更新できなくて心苦しいのですが、きっと続きを書くつもりです。

無記名のかたへ。
前文の繰り返しになりますが、せっかく読んでくださったのにご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。

「発熱　１」について「山形の東海道に対する気持ちを描写するのにわざわざ山陽の扱いを下げる出す理由は？」（原文ママ）とお聞きくださって、ありがとうございます。
お答えになるかどうか不安ですが、私の考えを申し上げます。
「発熱」は形海SSですが、山形と東海道だけを書きたいわけではありません。
原作を読んで、原作の登場人物が「（自分の考える二次の）この場面ではどうするのかな」と思い浮かべて、自分なりに納得できる言動を書いています。
山形の東海道に対する気持ちを描写するために山陽を出しているわけではありません。
「発熱　１」でいうと、山形も山陽も上越も東北も、一人一人を書きたくて書いています。
私の原作の読み方は私の腐脳フィルターを通るので、どうしても偏りがありますが、それでも自分なりに原作をベースにしているつもりです。
そして、山陽新幹線は「わざと、あるいは無意識に自虐的な言動をすることが多い」キャラクターだと捉えています。
東海道新幹線は「山陽には傍若無人なふるまいをして可いと思っている」キャラクターだと捉えています。
よしあしではなく、そう見えます。
山陽の自虐的な言動は、彼の韜晦や優しさや処世術からくるのかな、と考えますが、それは個人的な想像です。
東海道の傍若無人さは、相手への信頼や甘えからくるものだといいな、と思いますが、それは個人的な願望です。
原作をベースにさせていただいて、想像や願望を書いています。

「山陽なら不憫でもいいという扱いはどうかと思いますが。」ともコメントしてくださいました。
「発熱　１」では山陽は意識的に自虐的な言動をしていると私は考えています。それは山陽の意思であり選択なので、個人的には、さほど不憫とは思いません（「おさなごころの君」で秋田が怒ったように、良いこととも思っていませんが）。
しかし、「山陽なら不憫でもいいという扱い」に見えるようにSSを書いたのは私の拙さでした。上記のことごとを、本来なら説明せずSSでわかるように書くべきなのでしょう。至りませずお恥ずかしい限りです。

以上がコメントへのお返事になればよろしいのですが。
（余談ですが、私は東海道と山陽のあいだには、形海とはまた違う、特別な歴史とつながりがあると思っています。それで山陽を羨んだり嫉妬したり対抗心を燃やしたり挫けそうになったり自分の小ささを恥じてぐるぐるしたりする山形を想像するのが大好きなのですが。そんな山形を「発熱」の続きで書こうとしても山陽が当て馬みたいになりそうで、それは嫌で、自分の表現力のなさに途方にくれていました。でも書かないと、なにも始まらないのですね。）
拙いながら、少しでもましなSSを書けるようになりたいと思っています。
そのためにも、貴重なコメントをありがとうございました。