ご無沙汰しております。
もうじき、長野が北陸になるので、我慢できなくて書いております。
今日中に書けるのかしら、くらい日付変更線がせまっています。
むかし、入学式で、校長先生が「本当のおめでとうは今日ではありません。
君たちがここで学んだものを手に巣立っていく日がおめでとうなのです」と仰いました。
その伝でいくと、今日は長野のおめでとうですね。
新参の私でも、一巻を読んだときは、2015年の春をはるか未来だと感じていましたし、
CDでは今でも「にんじん差し上げます」って言ってるし、まあつまり、
ほんとに北陸になっちゃうんだなあ……と。
それは、小さい心と身体でがんばってきた長野の卒業なんだと、
泣き笑いの幸せな達成で。
紙幅のすきまから垣間見する読者でさえ感無量なので、
彼をみまもり、みちびき、教えはぐくんできた
たくさんの鉄道や関係者さんたちの感慨は想像もできません。
まして、愛憎入り乱れつつ祝福する（のだろうと私は感じます）
上越上官、北陸本線、信越本線をはじめとする方々の胸のうちは、切なく、ご立派で。
長野上官、17年余の完走、おめでとうございます。
そしてやっぱり金沢延伸、北陸新幹線開業、おめでとうございます。

お久しぶりなのに、SSじゃなくてすみません。
明朝、一番列車のニュースを見るのが楽しみです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　削谷　朔